人は本来、男性性エネルギーと女性性エネルギーの両方を保有しています。
男性エネルギーは、行動力やリーダーシップ、情熱的な改革などに現れます。
女性性エネルギーは、協調性、優しさ、癒し、育てる力などの特徴があります。
そして人は疲れてストレスを溜めた時、どちらかのエネルギーに偏ります。
男性性のエネルギーが優勢になると、イライラし、攻撃的になり、理性のブレーキが利かなくなります。
女性のヒステリー的に泣きわめく状態や、お酒を飲んで人にからんで居る状態も、潜在的に相手を攻撃しているのです。
女性性エネルギーが優勢になると、被害者意識が高くなり、ネガティブ思考、無気力、ひきこもるなどの状態になりやすくなります。
ストレスマネジメント的には、社会人として自己管理ができていないこのような状態の時、
みなさんはどのように回復していますか?
ポイントは、溜まったエネルギーを流し出すこと!
基本的には、しっかりと睡眠・食事、できれば休暇を取ってドライブや旅行、趣味などでリフレッシュできれば、エネルギーのアンバランスは解消できます。
思いっきりスポーツやジムで体を動かして汗を流したり、カラオケなどで歌うなども、偏ったエネルギーを放出してバランスを取るのに有効です。
また親しい人と食事や電話などで心の内をいろいろと話すだけでも、心が軽くなるのを実感する人も多いでしょう。
ストレスが溜まっている時に、あえて思いっきり泣ける映画を観て泣いたり、戦闘系のゲームに没頭するのも擬似的な攻撃欲求の解消になります。
意外と知られていない最も効果的なストレス解消法は“ ふれあうこと ”
社会学専攻の大学時代、授業で確かアメリカ人のご夫婦の結婚から晩年に至るまでの人生を追跡調査した結果、日常的にハグやいってらっしゃいやおやすみのキスやもちろん性生活などのスキンシップがずっとあるご夫婦は、男女ともにケガや病気が少なく、社会的にも成功して長寿だったという結果を見たことがあります。
これはスピリチュアル的にも、男女が手をつなぐなどふれあうだけでお互いの性エネルギーが交流して無意識のうちにバランスが取れるので、それを実証した結果と言えます。
もし恋人などが居ない場合は、ワンちゃんや猫ちゃんなど、ペットを抱っこしてても同じような癒し効果があります。
アメリカの刑務所で殺人などの凶悪な犯行をした囚人たちに動物のお世話を頼んだら、出所するまでの期間が短くなり、再犯率が下がったという事例もあります。
アロマや整体などのマッサージは、肉体のコリをほぐすだけではなく、心の滞ったエネルギーを流し出すことにも有効です。
私も経験がありますが、相性の良いエステシャンやネイリストさんにお顔や手をさわってもらっているだけで、すごく癒されて、心までスッキリしていました。
私も対面でセラピーをする場合、よくクライアントさんに抱きしめてほしいと頼まれることがありますし、私から泣いているお客様を抱きしめることもよくありました。
今はセッションもほとんどがオンラインで、社会状況的にも人がふれあいずらい状況が続いていますが、人の肌のぬくもりは、何よりの癒しなのです。
一人で、頑張り過ぎないで。。。
コロナ以前、世界的に見ても欧米社会よりも日本人の精神疾患が圧倒的に多かったのは、日常的な家族や友人との挨拶のハグやキスなどのスキンシップの習慣が無く、大人になると特定のパートナーとの性生活くらいしか人とふれあうことが少ない日本人の習慣が、原因の一端でもあると感じます。
大人になればなるほど、感情を素直に表現しずらく、責任やプレッシャーは増えて我慢が多い職場環境で、多くの日本人の心がもろくなるのも無理はありません。
だからこそ心が悲鳴を上げる前に、誰かにあまえてください!
たとえお金を払ってでもマッサージやセラピーを受けることはけして贅沢ではなく、現代人には必要なリスク回避です。
日頃のストレスが溜まって駅員さんや周囲の人に迷惑行為をして、社会的な信用を失う人が増えているこの昨今。
眼には見えないからこそ、心のバランスが取れているかをご自分でいつも客観的にストレス状態を見守り、自らケアし続けられる人が、真の大人と言えるのではないでしょうか。
それには、どんな人の中にも居るインナーチャイルド(心の中の子供)の、「疲れたよ~!」「淋しいよ~!」「つらいよ~!」と訴えている心の声に耳を傾けることが必要です。
あなたの中のインナーチャイルドは今、何と言っていますか?
守護天使からのアドバイスと共に、一緒に向き合うお手伝いをしますよ♪