近年、瞑想や自分と向き合う時間の大切さに気付く人が増えています。
でもその中で、自分や相手を責めたり、正当化したりするための戦略を練る時間にしている人もたくさん居ます。
その“思考”の時間は、魂の波動を下げ、新しいカルマを産んでいることにも気づかずに。。。
たとえ無意識でも相手に送っている怒りやねたみなどのネガティブな想念は、
確実にいつか同じ量のネガティブな経験をする出来事として自分に返ってきます。
今、経験しているつらい現状も、今生か前世で自分が相手に同じことをした経験の
因果応報として受けている出来事なのです。
ここで大切なのは、“やられたら、やり返す”カルマの報復では、永遠に自分の魂の波動レベルは上がらない事に気づき、その湧き起こってくる怒りや悲しみ、悔しさなどの感情エネルギーを相手に返すのではなく、手放すことです。
昔の日本語に、“罪を憎んで、人(相手)を憎まず”という言葉があります。
これはまさに今受けている罰は、前世の自分が犯した罪から受けていることを現し、
また来世へ続く新たなカルマ(罪)を産まないように導いている言葉です。
経験から、魂を磨く
ではどうして3次元の私たちの人生には、つらい経験が多いのでしょうか?
それは、前世のカルマの報いを受け止め、魂を成長させるためです。
人生に起きる出来事に、意味のない経験はありません。
すべて魂を進化・成長するために運命として設定されています。
その経験から、あなたの魂は何を学びましたか?
つらい経験の源泉を、すべて相手や社会やまわりのせいにするのではなく、
その体験をとおして自分がどんなことに気づき、成長ができるのかを考えてみてください。
必ずそこにはずっと前から心の中にあった課題が見つかるはずです。
それば自分の心の弱さや、いつも他人のせいにしてばかりいる傲慢(ごうまん)さや、周囲に対する感謝の欠如だったりするかもしれません。
今、自分を苦しめている相手の罪は、自分が前世で相手に同じことをした報いだと、相手と自分の罪を許し、その出来事の本質的な自分の魂の課題に気づいて執着を手放せたら、そのレベルの魂の学びは卒業です。
同じような災難はあなたの人生には現れず、魂のステージは上昇してより穏やかで幸福な現実へとシフトしてゆきます。
あなたの過去で、つらい日々を乗り越えたからこそ、今の強さや豊かさにつながっている経験があるはずです。
その時、相手やまわりを非難ばかりして自分が乗り越える行動をしなかったら、
今、その体験はあなたの心の糧にはなっていません。
つまりちょっと厳しい言い方になりますが、悲劇のヒロイン・ヒーローで被害者を演じているうちは、そのカルマの卒業はできて居ないのです。
みな、自分のカルマは自分の気づきと行動でしか卒業することはできません。
誰かに代わりに乗り越えてもらうことも、誰かに手をひいてもらって出口まで連れて行ってもらえても、それは卒業したことにはなりません。
自ら今起きている現実からカルマに気づき、学んでカルマや執着を手放した人に、
高次元からの祝福と魂のレベルアップがもたらされます。
アセンションの真実
アセンションに宇宙人や神様の救済のみを期待している人が多い現在、
本質的なアセンションの意味を誤解していると私は感じています。
祈ったり瞑想するだけではなく、今、この現実から自分の魂はなにを学んでいるのかに気づく重要性に意識を向けてみてください。
もうすでに、地球は5次元の波動領域に入りつつあります。
人間のアセンションは、自分でカルマを手放して魂の波動を上昇させるしかないのです。
宇宙の真理や神聖なエネルギーの法則は、魂の目覚めを加速してくれます。
それらのサポートを活用しながら、一緒に魂を磨いて楽しみながらアセンションしましょう♪