私は高次元の存在と繋がってメッセージを降ろす時、できるだけ私情を挟まずに彼らのメッセージに忠実にお客様へお伝えするように心がけています。
イメージでは、高次元と地球人の同時通訳者のように。
神様の想いと、人間意識の違い
でも時々、天使や神様たちと人間の価値観が大きく違い過ぎて、神様たちが戸惑って返答に困っているのを感じる時が、よくあります。
それはどういうことかというと、
“そんなこと、人間たちに求めてはいないのに。。。”って感じ(笑)
今まで約4000人のお客様のセッションをしてきた中で、よくお聞きする
“私の使命はなんですか?”・“私はこの地球で、何を成し遂げるために生まれたのですか?”
というようなご質問。。。。
これに、守護天使を始め神様たちは、一番お返事するのが苦手みたいなのです。。。(笑)
なぜかと言うと、“神様たちには、私たち人間に地球でやって欲しいことは何もないから。”
え~っ?!ほんと??って、意外でしょ?(笑)
そもそも神様自体のお気持ちとしては、愛する我が子たちを、遠足やディズニーランドのようなアミューズメントパークに遊びに出す想いで、私たち人間を地球に送り出してくれているのです。
大きな愛で送りだした子供たちが、地球で自分の使命に悩んだり、自分は役に立っていないと自分を責めたり、苦しんだりしている姿を、本当は見たくはないのです。。。
“どうしていたずらに、人間は苦しむの?”
“ありのままに人生を生きて楽しんでくれたら、それでいいのに。。。”
これが、神様の本音(ほんね)です。
遠足で思いっきりお友達と楽しんでおいで~♪と送り出した我が子が、
苦しんで帰ってきたら、見守って居るほうも苦しくなりますよね。
ここに実は、それぞれの人間の魂と神様との、大きな意識の構造の違いがあったのです。
質問すべき相手は、あなたの魂です
神様は何もしなくていいと言ってはくれていますが、それぞれの魂には、生まれ変わってやりたい目的と成長意識があります。
たくさんの前世の中で果たせなかった夢や大切なソウルメイトとの約束を叶えたい!という想いで、人は生まれ変わってくるからです。
だから質問するべきは、あなたの魂が、何をしたくて生まれ変わってきたのか?
そこには、どんな前世での動機になる経験があったのか?ということです。
お客様の魂に刻まれている生まれ変わってきた意味と、その原因になる前世をご説明すると、ほとんどの方が涙を流します。
その涙は、ただ昔話しを聞いただけでは流れません。
ご自分の“生まれ変わる!と決意した想い”を思い出した時に、初めて流れるのです。
このように私は、導かれるように結果的に前世療法が得意になってしまいました。
生まれ変わったらみんな、ぜったいにやりたい事がある!
何の目的もなく生まれ変わってくる魂は、ありません。
そもそも、そんな簡単に誰でもこの地球に転生することはできません。
地球はかなり人気の倍率の高い星なので、みなさん相当に強い目的意識のあるエリート魂なのです。
おもしろい事に、人の魂はどうやらどうしてもこだわりたい分野を持っているようです。
何度生まれ変わっても、政治家ばかりやる人、芸術家、アスリート、教師、芸能人、など
“こんど生まれ変わったら、ぜったいに達成したい夢”は、その前世の経験を、魂と肉体に刻んで生まれてきます。
だから生まれつき運動神経が良い人、声や顔が美しい人、たとえ盲目でもピアノが上手な人、手先が器用だったり、美的センスがよかったり、料理がお上手な人、文才がある人など、すべての才能は、前世の経験値だと私は感じています。
もしも今、生きてて充実感を感じられない、生まれて来た意味を見失っている。。。と感じるならば、神様ではなくご自分の魂に、“何がしたくて生まれ変わってきたんだっけ?”
と質問するべきなのです。
その場合、かなり魂の計画した人生のコースから大きくそれてしまい、どこに戻ったらいいかもわからないくらいに迷子になっている人が、大半です。
ご自分のやりたいことではなく、親御さんや学校の先生など、周囲の人のススメに従って生きてきてしまうと、ご自分の魂の計画があることにすら気付かないからです。
話を神様の想いに戻しますと、神様や天使たちは、人間たちに政治を変えてほしい!とかビジネスで成功して欲しい!とか、たくさん子供を産んで欲しい!とか求めては居ません。
みんな、それぞれの魂たちが願う叶えたい夢が叶って、魂からよろこんで満足して帰ってきてほしいから、無限の愛でサポートしてくれているのです。
意外かもしれませんが、私がお聞きした生まれ変わってきた目的の中で一番多かったのは、“自由に、自分のやりたいことを思いっきり楽しみながら暮らしたい!”でした。
地球を救うため・政治や社会構造を変えるために生まれて来た人は、意外と少ないのです。
もちろん、それぞれの“自分のやりたいこと”の中には、前世で思いっきりできなかった才能を含んだテーマが、それぞれの人の数だけあるんですけどね♪